休憩の取り方で売上に差がでる |タクリク

休憩の取り方で売上に差がでる

休憩については人によって千差万別です。全く休憩を取らなくても大丈夫という人もいれば、1回の乗務で5時間休憩を取る人もいます。月収45万以上を稼ぐのであれば、休憩は3時間程度が良いでしょう。

◆自分だけの休憩場所を確保するゆっくりと落ち着ける場所が良いです。

車がばんばん走っているような場所だと落ち着いて休憩できません。ですから、車がほとんど走っていなくて、静かで、歩行者も少ない場所を休憩場所として確保しておくとよいでしょう。歩行者がいると、あまりだらしない格好もできませんし、お客さんとして乗ってくる場合もあります。

どうしてもすぐに休憩を取りたいときは、脇道に入ると休憩できそうな場所があります。

◆時間帯を間違えるなこれはもう、暇な時間帯に限ります。

疲れていなくても休憩を取ることをお勧めします。まだ大丈夫だと思っていても、必ず疲れが襲ってきます。休憩を取らずに走り続けていて、稼げる時間帯になって、疲れて休憩するといった状況だけは避けたいものです。早番であれば、13時～16時、遅番であれば20時～22時の間にまとまった時間の休憩を取りましょう。

この休憩は食事とは別に考えてください。食事の場合、胃が動いており、完全な休憩とはいえません。完全に休憩できる時間を30分でも作っておくと、後の時間がかなり楽になります。

◆自分に合った方法を見つけるこれは人によって、いろいろあります。

ですから自分に合う方法を選びましょう。私の場合は、後部座席で完全に横になります。この時、靴下とネクタイは外します。こうすることで随分ゆったりした気分になれます。慣れてくると、5分くらい横になっていると、熟睡できます。

このまま30分ほど眠るというのが私のパターンです。この方法だと、疲れは軽減されるのですが、起きたとき少し脱力感があります。短時間の休憩には向かない方法です。短時間休憩したいときには、運転席のシートを倒してそのまま眠るという方法や、ハンドルに手を掛けたまま前傾姿勢で数分だけうとうとするだけという方法もあります。

【引用】【出典】タクシー業務研究会

あなどれない燃料補給のタイミング

燃料補給タイミングを間違えると時間をロスしてしまいます。以下の二大原則をしっかりを頭に入れて、効率よく燃料補給を行いましょう。LPGスタンドが混む時間帯を避ける

何回か行っていると、混む時間帯が分かってきます。燃料を補給するのに、付け待ちをするほど馬鹿らしいことはありません。その時間帯が稼げる時間帯ならなおさらです。混む時間帯は、曜日によっても異なりますが、21時前後と24時前後です。特に金曜日の23時前後は混みます。この時間は一分一秒でも惜しい時間帯なので、この時間になる前に燃料補給しましょう。

では、何時ころ燃料補給をすればよいのかというと、ずばり暇な時間帯です。早番なら、13時～16時、遅番であれば、20時～22時に補給するようにしましょう。たとえ燃料がまだ十分にあっても、何が起きるか分からないのがタクシーです。燃料補給のついでにトイレにも行っておくことができます。稼げる時間帯になって、ロングのお客をGETできたとき、燃料が足りないからと断るのは、悔しすぎます。

無賃乗車はこの方法で防げる

無賃乗車というのは立派な犯罪です。しかし、被害に合ったドライバーのほとんどが届け出ません。警察で事情を聞かれ、調書をとられ、数時間の時間を無駄にしてしまうからです。しかも、現行犯でない限り、犯人はまず捕まりません。仮に、警察に届け出て、3時間かかったとすると、時間帯にもよりますが、7,000～15,000円くらいの営収損失になってしまいます。

ほとんどの無賃乗車は計画的です。しかも最近では、手の込んだものが多くなってきました。たとえば、タクシーの中から携帯電話で共犯者に連絡し、「今からパソコンを取りにいくから用意しておいて」などと、電話の相手に指示をします。我々ドライバーも当然その会話を聞いていますから、目的地に着いたら、お客がパソコンを取りにいくのだなと安心して待っています。しかし、待てど暮らせどお客は戻ってこないのです。こうした被害を防ぐ方法としては、次のようなことが挙げられます。

◆一緒についていく

これが一番確実な方法です。言い方としては、「また戻ってきていただくのは申し訳ないので、私も一緒に行きますよ」という。これで断るようであれば、かなりあやしいと見てよいです。

◆車から降りて、お客の向かった先を確認する

車から降りるだけでも牽制になります。ただ、あからさまにやると、わざとらしいので、車の後部バンパーを確認するようようなふりをするのもよいでしょう。この時、お客の年齢や背格好、髪型などをすばやくチェックしましょう。
【引用】【出典】タクシー業務研究会

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